2022.2.14
倉敷出身の競泳の女子選手として、昨年、初のオリンピック出場(競泳女子800メートルリレー)を果たした増田葵選手。
小学生からの夢を実現させた東京2020オリンピックについてインタビューしました。(リモート取材)
Q1 昨年は東京2020オリンピック初出場、おめでとうございました。振り返ってみて、大会はいかがでしたか?
初代表でのオリンピックで、自分のレースとしては悔しい気持ちが残る試合でした。
初めての事ばかりで、正直、心と体がついていかない時も時にはありましたが、それでも周りの方にすごく助けられて、日本チームとして戦えたのはすごく誇りに思っています。
Q2 オリンピックでの印象的な思い出はありますか?
世界新記録の更新や、日本代表選手のメダル獲得など、感動するシーンが多くありました。
入村して初めて観戦したレースが、400m個人メドレーの大橋悠依さんのレースだったんですけど、金メダルを獲得したあのレースはすごく印象に残ってますね!
Q3 増田選手の強みや注目してほしいところを教えてください。
25歳になって初めて夢を叶えられました。自分が思い描いていた場所までやっと来る事ができたと思っているので、ここからさらに飛躍していくので、これからの私をぜひ注目してほしいと思います。
Q4 目標を達成するために大切にしていることはありますか?
夢や目標を実現させる事ができたのは、どんなに苦しい事があっても、自分を信じ、諦めずコツコツ努力してきたからだと思っています。
毎日の積み重ねが、次へのステップに大きく繋がると思うので、この気持ちを大切にこれから頑張っていきたいです。
Q5 倉敷に帰省されたときにはどんなことをされていますか?(増田選手の現在の活動は大阪が中心)
大学から親元を離れているので、家族との時間を大切にして、一緒にお出かけをしますね。また、普段会えないお友達に会うのも楽しみの一つです。
Q6 今後の目標や意気込みをお願いします。
今年、福岡で世界水泳が開催されます。
そこで日本代表として、世界で戦う事ができるように頑張りたいと思います。ご声援のほどよろしくお願いします!
増田 葵選手
1996年6月20日生まれ 倉敷市出身 菅公学生服 所属
大高小2年生から水泳を始め、倉敷工高、近大時代から全国大会の表彰台に立つなど岡山女子エースとして活躍中
自由形の中距離を得意とし、持久力を生かした後半に追い上げるレース展開が持ち味
(小学生から高校卒業まで、RSC倉敷レイスポーツクラブで練習に励んでいた。指導者は森重樹氏(株式会社レイスポーツ)
平成23年~26年度には「※倉敷市ジュニア指定選手」に選出
※「倉敷市ジュニア指定選手」とは…「倉敷市スポーツ医・科学支援事業」の一環で、将来有望な中学生や高校生を倉敷市が「倉敷市ジュニア指定選手」に認定し、個々の競技レベルや競技種目に応じて、コンディショニングや栄養、心理面から的確なアドバイスやきめ細やかなサポートを行うことで、倉敷市の競技水準の向上を図る事を目的とした事業。(令和3年度倉敷市ジュニア強化選手)
主な成績等
2021年
・第97回日本選手権水泳競技大会 200M自由形 3位(東京2020オリンピック代表決定)
2020年
・第61回日本選手権(25M)水泳競技大会 200M自由形 5位 400M自由形 3位
・第3回日本社会人選手権水泳競技大会 200M自由形 優勝 400M自由形 準優勝
2019年
・第74回国民体育大会 400M自由形 準優勝
2018年
・第73回国民体育大会 400M自由形 優勝
増田選手の関連ページはこちらから
祝!「東京2020オリンピック競泳女子800mリレー」日本代表選出 増田葵選手