2023.6.22
2023年7月14日~30日まで福岡市で世界水泳選手権2023福岡大会が開催されます。
世界各国の選手団が国内で事前合宿に入る中、倉敷市ではアーティスティックスイミング(以下「AS」と称する)・ニュージーランドチームの事前合宿が決定しました。
今回、チームのマネージャーとして帯同する田中純子さん(倉敷市出身:多津美中学校→玉野光南高校)が縁となり、児島マリンプールで最終調整されます。
田中さんは、ソウルオリンピックで小谷美可子さんの活躍を目にし、競技(その頃はシンクロナイズドスイミングの呼称)をはじめたそうです。国体などにも出場され、現在はニュージーランドで、ご自身のクラブ経営と指導をされています。
この度の合宿では、大会開催国が日本ということで、チーム入りされました。
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田中さんにアンケート形式でお話をお伺いしました。
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Q1 ASニュージーランド選手団はどのようなチームですか?
16歳から25歳までのチームで、北はオークランドから南は首都ウエリントン出身の子達で結成されています。
今回のヘッドコーチは以前アメリカチームのアシスタントコーチもしていたエジプト出身のコーチです。ニュージーランドでは、ASは日本と違いすごくマイナーなスポーツでスポンサーなどもなく、親御さんの援助で成り立っています。
Q2 パフォーマンスの見どころは?
フリーチームはNetflixで有名なドラマの「Wednesday」(アダムス・ファミリーの長女が主役)をテーマにヘッドコーチが振付をしました。アーティスティックな仕上がりになっています。
テクニカルチームは80年代をテーマにしています。アクロバティックは7種類のリフトが入っているので見ごたえがあります。
Q3 事前合宿にむけてのお気持ちはいかがですか?
最後の合宿なのでしっかりと調整したいと思います。あと、今ニュージーランドは真冬なので大会までに日本の暑さに対応できればと思います。
この度は児島マリンプールの皆様、また滞在させていただくホテル関係者の方々には本当に快く対応していただき感謝しています。
Q4 最後に、大会への意気込みを教えてください。
ニュージーランドは世界から見れば下位国ですが、弱小ながらしっかりと練習をしてきたので少しでも順位を上げることが今回の目標です。