2022.10.25

2022年11月に開催される「ビーチテニスワールドカップ（国別対抗戦）リオデジャネイロ2022」の日本代表監督に、倉敷市在住の藤木祐一さんが選出されました。

「ビーチテニス」は、1980年代後半にイタリアで発祥したといわれており、「ビーチバレー」と「テニス」の特性を併せ持つ新しいスポーツです。「テニス」といっても、当然コートは砂。ボールはバウンドさせずに空中でラリーをしながらポイントを取り合います。得点方式はテニスと同じです。アイテムは、硬式テニスのstage 2のノンプレシャーボール（オレンジボール）を使用し、ラケットはパドルというビーチテニス占用のものを使用します。コートの大きさはビーチバレーと同じ8メートル×16メートルです。

現在ヨーロッパを中心に、アメリカ、南米、アジアなどで人気スポーツとなっており、それらの国の競技人口は4万人～5万人ともいわれています。世界では高額な賞金付き大会やワールドカップ(国別対抗戦)も開催。日本ビーチテニス連盟(JFBT)では、国際テニス連盟(ITF)と日本テニス協会(JTA)公認のツアー大会を2009年より開催しています。岡山県でも年2回この公認ツアー大会が開催されており、日本トップレベルのプレーを間近で見ることができます。（次回岡山県での開催は2022年11月末予定）

藤木さんは2013年に岡山でいち早くビーチテニスをはじめ、7年前からは選手としても活動し、日本ランキング6位（2022年10月10日付）の活躍ぶりです。
現在はテニスのインストラクターをしながら、日本ビーチテニス連盟岡山県支部・支部長、ビーチテニスのコーチとして普及に努めていています。

今回、選手としての功績や岡山での普及活動が認められ、ワールドカップの日本代表監督に選出されました。ビーチテニス界では、お互いのプレーのアドバイスをするなど選手同士の仲も良く、日ごろからコミュニケーションを取り合っているとのことです。そのような中で、藤木さんは普段試合で一緒に戦っている日本代表選手から監督推薦を受けて選ばれたことが、選手としても指導者としても信頼されたということで、一番嬉しかったそうです。

自然の中でプレーする解放感と、砂浜の上でボールを打つために飛び込んだり、バドミントンのように飛び跳ねてスマッシュしたり、テニスとは違うアクロバティックな動きができるのも醍醐味なのだと魅力を語ってくれました。

「ビーチテニスワールドカップ（国別対抗戦）リオデジャネイロ2022」は11月8日に開幕します。
藤木祐一監督のコメント（日本ビーチテニス連盟〈JBFT〉ホームページより抜粋）
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初めて監督に就任し自分がやるべきことはチームを1つにすること！選手が全ての力を出し切りベストを尽くせるように全力でサポートすること！
最高で最強のベストメンバーで世界に挑戦してきます！
目指すは世界の頂点！
皆さんの力を地球の裏側まで届けて下さい！応援よろしくお願いします！
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藤木さんの活躍を地元倉敷から、お祈りしております！

 

今、注目の「ビーチテニス」。毎週土曜日（一年中）に行っている体験会には常時10人前後が参加していて、初心者でも1時間ぐらい練習すれば試合もできるそうです。倉敷にトップレベルの監督兼プレイヤーがいますので、これから趣味でされたい方も、世界を目指せる新しいスポーツをしたい方も、ぜひ一度渋川海岸に足を運んでみてください。今までにない感覚に出会えます！

 

藤木祐一監督　プロフィール
資格　日本ビーチテニス連盟公認コーチ
2020年　　U18日本代表監督 就任
ビーチテニス歴　７年
戦歴
2016/ JTA大会優勝　2回　準優勝1回
2017/ JTA大会優勝　5回　準優勝2回
JTA全日本選手権ベスト１６
　　　　ITF楽天オープンベスト４
2018 JTA大会　優勝3回
　　　 JTA全日本選手権ベスト8
2019 ITF大会　ベスト8 2回
　　　　 5万ドルロシア大会　ベスト32
　　　　 JTA全日本選手権ベスト8

所属のホームページ
岡山ビーチテニスオフィシャルサイト
日本ビーチテニス連盟　岡山県支部