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  • 祝「令和5年度日本武道協議会 武道優良団体 受賞」 倉敷弓和会

2024.2.13

令和6年1月8日、倉敷市弓道場で長年活動されている「倉敷弓和会」が日本武道協議会より、令和5年度武道優良団体として表彰されました。

この賞は武道9団体と日本武道館の全10団体で組織する日本武道協議会が、武道修業の出発に当たる新春恒例行事「鏡開き式、武道始め」の際に、全国から推薦されたそれぞれの武道の「武道の振興に寄与し、特に顕著な成果を挙げた個人及び団体」に対し功績をたたえ、表彰するものです。

倉敷弓和会は昭和50年の倉敷市営弓道場完成の翌年、昭和51年に設立し、長年地域の弓道発展を目指し活動してきました。
発足当時は約20名の会員からスタートし、現在では10代から90代まで、約200名の会員を擁する岡山県内で最大の弓道団体に成長しています。ジュニア世代の育成にも力を入れており、その数は全体の4分の1を占めています。

同会は、昭和54年から、現(公財)倉敷市スポーツ振興協会と協働し、毎年春と秋に各10回、市民を対象とした弓道教室を開催してきました。弓道初心者の方に教室終了後も継続して頂くため、独自のプログラムによりフォローアップ研修を毎週行い、定着化に努め、効果を上げています。

個人に対しては、問い合わせや会員からの紹介など常時受け入れをしています。週3回は倉敷弓和会の担当者から指導が受けられる体制があり、習得レベルに合わせた指導を行うことで、個人が昇級昇段などの目標をもってレベルアップできる仕組みが整っています。

このように指導と育成システムが確立されていることで、数多くの高段者を輩出。
倉敷弓和会から毎年、全日本弓道選手権大会出場者(弓道の国内最高峰の大会)や国体選手を輩出し、特に国体では優勝、入賞の活躍をしています。

受賞にあたってのコメント(倉敷弓和会 山本伊都海 会長)
「この度は栄誉ある賞をいただき大変光栄に思っています。昭和54年から長年に亘り弓道教室、フォローアップ練習会、個人としての受け入れ指導等会員の協力により、継続して指導育成をしてきたことが受賞につながったと思います。
また全日本弓道選手権、国民体育大会出場で活躍された会員の活躍が後押ししてくれたものと思います。ご支援ご協力いただいた関係者の皆様、会員の皆様へ厚く御礼申し上げます。」
<月間「弓道」2月号より抜粋>

弓道の魅力は「矢が的に当たった時の爽快感」と山本会長。
最近では弓道部を舞台に書かれた小説・アニメに触発されて、同会の門をたたく方もいるそうです。

倉敷弓和会ホームページ

倉敷弓和会の今後ますますの御活躍を祈念いたします。